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ホストクラブの内装費用はいくら?坪単価・設備・造作工事を解説

執筆者の写真: 株式会社 賽
株式会社 賽
3 日前
読了時間: 13分

ホストクラブの開業計画で、特に分かりにくいのが内装・設備工事の費用です。

インターネットではさまざまな坪単価が紹介されていますが、同じ20坪の店舗でも、既存設備を活用する居抜き改装と、スケルトンからVIPルームや大型照明をつくる工事では総額が大きく異なります。さらに、見積もりへ設計費、造作家具、空調、消防、看板などが含まれているかによっても金額の見え方が変わります。

又、近年では総費用〇億!と大きく広告するホストクラブ様も増加しております。


この記事では、ホストクラブの内装費用について、居抜き・スケルトン別の坪単価、10坪・20坪・30坪の概算、費用が増えやすい設備と造作、予算を抑える方法まで、店舗施工会社の視点で解説します。

※実際のホストクラブでは30坪以上の大きさのほうが多い為あくまで参考としておよみください。


この記事の結論

ホストクラブの内装費用は、物件の状態と目指す内装グレードで大きく変わります。

計画初期の目安としては、同業態の居抜きを活用する改装で坪30万~70万円程度、スケルトンからの新装で坪70万~150万円以上を見込むと検討しやすくなります。

ただし、これは物件取得費、保証金、造作譲渡代、採用費、広告費、酒類・備品、許可手続きの専門家報酬などを含まない内装・設備工事の概算です。

大型LEDビジョン、シャンデリア、シャンパンタワー設備、複数のVIPルーム、特殊な壁面造作、高性能な音響・防音などを採用すれば、坪150万円を超えることもあります。

株式会社賽が施工したLEDディスプレイの床面

費用を正確に把握するには、坪単価だけでなく「見積もりに何が含まれ、何が別途なのか」を確認することが重要です。

ホストクラブの内装費用・坪単価の目安

物件・工事内容

坪単価の概算目安

想定される内容

同業態の居抜きを部分活用

30万~50万円/坪

表装変更、補修、照明交換、既存設備点検など

居抜きの全面改装

50万~70万円/坪

レイアウト変更、造作家具、設備改修、デザイン変更など

スケルトンからの新装

70万~100万円/坪

基本内装、客席、カウンター、電気・空調・給排水など

ハイグレードな新装

100万~150万円以上/坪

VIP、特殊造作、大型照明・映像、高級仕上げなど

2026年の公開相場では、ホストクラブ・キャバクラ・ラウンジなどの同業居抜きは坪30万~70万円、スケルトンからの新装は坪70万~150万円以上という目安も示されています。

一方、業種を限定しない店舗全体の公開施工データでは、スケルトン物件の坪単価は27.9万~80万円、中央値は50万円です。ホストクラブでは、固定ソファ、装飾壁、間接照明、VIP、映像・音響設備などの造作が多く、一般店舗より内装費が高くなりやすい傾向があります。

※実際の金額は、地域、建物条件、物件面積、設備状態、工事区分、資材、施工時間、デザインによって変動します。

10坪・20坪・30坪の概算シミュレーション

店舗面積

居抜き改装の概算

スケルトン新装の概算

10坪

300万~700万円

700万~1,500万円以上

20坪

600万~1,400万円

1,400万~3,000万円以上

30坪

900万~2,100万円

2,100万~4,500万円以上

これは「面積×坪単価」で計算した初期シミュレーションです。実際の見積もりを示すものではありません。小規模店舗では、トイレ、分電盤、空調、給排水、消防設備など、面積に関係なく必要な固定費を少ない坪数で負担するため、坪単価が高くなりやすい場合があります。反対に、大型店舗では面積による効率が出ることもありますが、VIPルーム、エントランス演出、シャンパンコール用設備、ステージ、大型映像などを追加すると、面積以上に費用が増加します。


内装工事以外も含めた開業資金を考える

内装費だけで開業資金を組むと、工事後に資金が不足する可能性があります。

費用区分

主な内容

物件取得費

保証金、礼金、仲介手数料、前家賃など

造作譲渡費

居抜き内装、家具、厨房・ドリンク設備など

設計・工事費

内装、設備、造作家具、看板、現場管理など

許可・専門家費

行政書士、消防、図面、各種手続きなど

採用・教育費

求人広告、研修、衣装、従業員準備など

販促費

ウェブサイト、SNS、撮影、広告、印刷物など

営業備品

酒類、グラス、食器、POS、通信、防犯設備など

運転資金

家賃、人件費、仕入れ、光熱費など

予備費

追加工事、設備故障、開業延期などへの備え

工事費を使い切るのではなく、オープン後の運転資金と設備トラブルに備えた予備費を確保しておくことが重要です。

ホストクラブの内装費用を決める10の工事項目

1. 解体・撤去工事

居抜き物件でも、既存レイアウトが新しい店舗に合うとは限りません。不要な間仕切り、ソファ、カウンター、床・壁材、故障設備などを撤去します。

解体後に漏水、腐食、古い配線、ダクトの劣化などが見つかる場合もあります。見積もりでは、解体後に発生する追加工事の条件も確認します。

2. 床・壁・天井の内装仕上げ

クロスや塗装だけでなく、タイル、石目調材、ミラー、金属パネル、左官、モールディング、装飾壁などを使用すると費用が上がります。

ホストクラブでは写真や動画に映る場所の印象も重要です。すべてを高価な材料にするのではなく、エントランス、メイン壁面、VIP、バックバーなど、視線が集まる場所へ予算を集中させる方法があります。

3. 固定ソファ・テーブル

客席に合わせて製作する固定ソファは、形状、長さ、張地、クッション、背もたれ、収納の有無によって価格が変わります。

低価格だけで選ぶと、短期間で張地が傷む、座り心地が悪い、補修しにくいといった問題が起こることがあります。営業中の使用頻度と清掃・張り替えのしやすさも考えて仕様を選びます。

4. VIPルーム

VIPルームでは、間仕切りや扉だけでなく、専用空調、換気、照明、音響、モニター、冷蔵庫、収納などが必要になる場合があります。

複数のVIPルームを設けるほど、造作と設備の系統が増えます。また、客室面積、見通し、出入口、照度、避難経路など、風俗営業許可に関係する確認を工事前に行う必要があります。

5. バーカウンター・ボトル棚

カウンターの外観だけでなく、内部へ製氷機、冷蔵庫、シンク、グラス収納、ボトル収納、ゴミ箱を納めます。

石材や特殊形状、照明付きのバックバー、大型ボトルディスプレイなどを採用すると費用が上がります。給排水、電源、放熱、機器交換スペースも必要です。

6. 照明・電気設備

シャンデリア、間接照明、テーブル照明、棚照明、サイン照明、演出照明などは、ホストクラブの印象を大きく左右します。

照明器具だけでなく、配線、調光、制御盤、分電盤、電気容量の増設にも費用がかかります。許可に関係する照度を下回らないよう、雰囲気と必要な明るさを両立させます。

7. LED・映像・シャンパンタワー演出

大型LEDビジョン、デジタルサイネージ、プロジェクター、モニター、演出照明は、機器本体に加えて、電源、通信、映像配線、壁面補強、放熱、保守スペースが必要です。

シャンパンタワーを固定設置する場合は、重量、転倒防止、防水、排水、清掃、電気設備との距離なども確認します。演出設備を後付けすると、壁や天井の再施工が必要になることがあります。

8. 音響・防音工事

スピーカー、アンプ、マイク、カラオケなどの本体費用に加え、配線、天井補強、調整費、防音・防振工事が発生します。

必要な防音性能は、建物構造、隣接テナント、音量、スピーカーの向き、営業時間によって異なります。防音は完成後に追加すると大がかりになりやすいため、物件契約前から確認します。

9. 空調・換気・給排水

満席時は人、照明、冷蔵機器、映像設備から熱が発生します。既存エアコンが動いていても、能力が不足していれば更新・増設が必要です。

排気だけを強くすると、店内が負圧になり、扉が開きにくい、空調が効かない、排水口から臭いが上がるといった問題につながります。空調・排気・給気をまとめて計画します。

10. トイレ・消防・看板

トイレは仕上げ、衛生設備、換気、給排水によって費用が変わります。また、誘導灯、非常照明、感知器、スプリンクラー、消火器などの消防設備が、レイアウト変更や天井工事に伴って移設・増設になる場合があります。

看板は、ビル管理規約、設置位置、電源、屋外広告物条例などを確認したうえで計画します。


ホストクラブ特有の「費用が上がりやすい設備」

設備・仕様

費用が上がる主な理由

大型LEDビジョン

機器、映像制御、電源、壁面補強、放熱

シャンデリア

器具価格、天井補強、高所作業、電源

常設シャンパンタワー

造作、防水、給排水、転倒防止、照明

複数のVIPルーム

間仕切り、扉、空調、換気、照明、音響

ミラー・金属・石材

材料費、加工、運搬、下地補強

オーダーソファ

寸法、張地、形状、数量、現場搬入

特殊な間接照明

造作下地、電源、制御、メンテナンス

高性能な防音

壁・天井・床・扉・換気経路への対策

演出設備は店舗のブランドづくりに有効ですが、売上への効果と導入費・維持費を比較して優先順位を決めます。


坪単価だけで見積もりを比較してはいけない理由

同じ「坪80万円」の見積もりでも、含まれる工事範囲は同じとは限りません。

見積もり項目

確認する内容

設計・デザイン

平面図、展開図、設備図、施工図、修正回数

造作家具

ソファ、テーブル、カウンター、棚の数量・仕様

設備工事

電気、空調、換気、給排水、ガスの工事範囲

機器本体

製氷機、冷蔵庫、LED、音響などが含まれるか

消防工事

誘導灯、感知器、スプリンクラー等の移設・増設

看板

デザイン、製作、設置、電気工事、申請の範囲

B工事

ビル指定工事の見積もりが含まれているか

諸経費

現場管理、養生、運搬、廃材処分、夜間作業など

別途工事

通信、POS、家具、装飾品、申請費など

総額だけでなく、使用材料、機器品番、数量、工事範囲、別途費用、追加工事の発生条件をそろえて比較します。


賽の現場チェック|居抜き設備の「残存価値」を確認する

株式会社賽では、ホストクラブの居抜き物件について、内装が豪華かどうかだけで再利用を判断しません。

例えば、次の点を現地で確認します。

  • 固定ソファの下地・張地・クッションを補修して使えるか

  • 特殊照明やLED機器に交換部品・制御機器が残っているか

  • 分電盤と電気容量が新しい演出設備に対応できるか

  • エアコンの年式、能力、故障履歴、更新方法

  • 換気設備の排気量と給気経路に問題がないか

  • 製氷機、冷蔵庫、シンクの動作と給排水経路

  • 音響設備の配線状態と近隣への音漏れ

  • VIPや客席の構造が新しい営業計画に合うか

  • 誘導灯・感知器・避難経路を造作が妨げていないか

  • 撤去費と補修費を含めても再利用にメリットがあるか

高価だった既存設備でも、部品供給が終了している、消費電力が大きい、修理できないといった場合があります。残すこと自体を目的にせず、補修・交換・維持費を比較し、「残して使うもの」「改修するもの」「開業前に交換するもの」を整理することが大切です。


内装費用を抑える8つの方法

1. 物件契約前に施工会社へ相談する

設備容量や工事区分に問題がある物件を契約すると、仕上げ材を安くしても総額は下がりません。契約前の現地確認が、最も大きなコスト削減につながる可能性があります。

2. 同業態の居抜きを選ぶ

ホストクラブの居抜きであれば、客席、カウンター、空調、音響などを利用できる可能性があります。ただし、造作譲渡契約前に設備状態を確認します。

又フル内装をする場合解体費用が掛かるのでスケルトン物件のほうが安く収まる可能性もあります。

3. 写真・動画に映る場所へ予算を集中する

エントランス、メイン壁面、バックバー、VIPなど、店舗の印象をつくる場所へ重点的に予算を配分します。

4. 造作家具と既製品を使い分ける

空間に合わせる固定ソファやカウンターは造作し、移動式テーブルやバックヤード収納は既製品を使うなど、用途に合わせて選びます。

5. 将来の増設を想定して配線する

LEDやモニターを後から増設する予定がある場合、電源・通信・空配管を工事時に準備すると、完成後の解体を減らせます。

6. 内装と設備を同時に設計する

デザイン完成後に空調、換気、消防、音響を追加すると、天井や壁のやり直しが発生します。各設備を最初から図面へ反映します。

7. 工事の優先順位を3段階に分ける

必須工事、できれば行う工事、将来追加できる工事に分け、営業開始に必要な部分から予算を配分します。

8. 開業後の修理予算を残す

特に居抜きでは、既存設備がいつ故障するか分かりません。工事費を使い切らず、設備交換と運転資金の予備を残します。


安さだけで削らない方がよい工事

電気、給排水、空調、換気、防水、消防、防音下地など、完成後に変更すると内装を解体する部分は慎重に判断します。

壁紙、装飾品、移動家具は開業後にも変更できますが、天井裏のダクト・配線や床下配管は、店舗を休業しなければ改修できない場合があります。

「お客様から見える部分」と「営業を支える見えない設備」の両方へ適切に予算を配分することが、長く営業できる店舗づくりにつながります。


株式会社賽ができること

株式会社賽は大阪を拠点に、ホストクラブ、キャバクラ、ラウンジ、クラブ、バーなど、ナイト店舗の内装・設備工事に全国対応しています。

  • 物件探し、契約前の現地調査・工事条件の確認

  • 客席、VIP、カウンター、待機室のレイアウト提案

  • 固定ソファ、テーブル、ボトル棚、カウンターなどの造作

  • 電気、照明、給排水、空調、換気、トイレの設備工事

  • LED、映像、音響、防音、シャンパンタワー設備の施工相談

  • エントランス、店内サイン、看板を含む内装施工

  • 警察・消防・保健所への確認に必要な施工図面・情報の整理

  • 居抜き店舗の改装、設備交換、開業後の修理

ホストクラブの内装では、デザイン会社、造作業者、電気業者、設備業者を別々に手配すると、変更内容の共有が遅れたり、工事範囲の境界で抜けが生じたりすることがあります。

賽では、デザイン、内装、造作家具、電気、給排水、空調、換気を一つの窓口でまとめ、見た目と営業時の使いやすさを一体で計画します。許可要件の最終判断・行政手続きは、所轄行政機関および行政書士などの専門家へご相談ください。株式会社賽は施工会社として、図面・設備・内装面から開業準備を支援します。



よくある質問

Q. ホストクラブの内装費用は20坪でいくらですか?

同業態の居抜き改装で600万~1,400万円程度、スケルトンからの新装で1,400万~3,000万円以上が初期検討の目安です。既存設備、VIP、造作、LED・音響などによって大きく変わるため、現地調査後の見積もりが必要です。

Q. 居抜きなら必ず費用を抑えられますか?

必ず安くなるとは限りません。既存設備の更新、大規模な解体、許可基準に合わせたレイアウト変更が必要な場合は、スケルトンに近い費用になることがあります。

Q. シャンパンタワーや大型LEDも依頼できますか?

設置条件に応じて相談できます。重量、電気容量、防水、排水、放熱、メンテナンス、消防設備との干渉などを確認したうえで計画します。

Q. 見積もり前に何を用意すればよいですか?

物件資料、平面図、現地写真、希望席数、VIP数、内装イメージ、導入したい設備、予算、開業予定時期をご用意ください。図面がない場合も現地調査から相談できます。

Q. 内装以外の電気・空調・給排水も依頼できますか?

はい。株式会社賽では、内装、造作家具、電気、照明、給排水、空調、換気、トイレ、音響、防音、サインなどをまとめて相談できます。

Q. 物件契約前でも見積もり相談はできますか?

はい。候補物件の図面、募集資料、写真などを共有いただければ、現地調査前に確認したい項目を整理できます。正確な見積もりには現地確認が必要です。


まとめ|物件と設備の確認が内装費用を左右する

ホストクラブの内装費用は、店舗面積だけで決まりません。

物件の状態、電気容量、空調・換気、給排水、消防設備、造作ソファ、VIP、照明、LED、音響、防音などによって総額が変わります。

費用を抑えるために大切なのは、デザインの質を単純に下げることではなく、物件契約前に既存設備の状態と必要工事を確認し、予算をかける場所の優先順位を決めることです。

株式会社賽では、物件選びの段階から、店舗デザイン、内装施工、設備工事、造作家具、オープン後の修理まで一貫して対応しています。

ホストクラブの新規開業、居抜き改装、リニューアルをご検討の方は、候補物件の図面・募集資料・写真をお送りください。希望する店舗づくりに必要な工事と費用項目を整理します。

※本記事の費用は公開相場および一般的な施工条件をもとにした概算であり、実際の見積金額を保証するものではありません。許可要件や関係法令は地域・営業形態・建物条件によって異なります。物件契約・工事前に所轄行政機関および専門家へご確認ください。

参考情報


 
 
 

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