top of page

キャバクラ・ラウンジ・クラブの内装費用はいくら?坪単価・設備・造作工事を解説

執筆者の写真: 株式会社 賽
株式会社 賽
4 日前
読了時間: 12分

キャバクラやラウンジ、クラブの開業を考えるとき、多くの方が最初に気になるのが

「内装工事にいくらかかるのか」という点ではないでしょうか。

ナイト店舗の内装費用は、広さだけでは決まりません。居抜きかスケルトンか、既存設備をどこまで再利用できるか、客席やVIPルームをどのようにつくるか、照明・空調・換気・防音にどこまで手を入れるかによって、総額は大きく変わります。

この記事では、キャバクラ・ラウンジ・クラブの内装費用について、坪単価の目安、

費用の内訳、予算が上がりやすい工事、コストを抑える方法まで、店舗づくりの現場目線で解説します。

クラブ 施工写真
株式会社賽が施工したクラブ 施工写真

この記事の結論

キャバクラ・ラウンジ・クラブの内装費用は、

一般的な店舗の相場だけでは判断できません。

予算計画の初期段階では、既存設備を活用する居抜き改装で1坪あたりおおむね20万~50万円程度、全面的な改装を伴う居抜きで35万~70万円程度、スケルトンからつくる場合は50万~100万円以上を想定しておくと検討しやすくなります。

ただし、これは物件取得費、保証金、求人費、広告費、酒類や備品などを含まない内装・設備工事の概算目安です。

高級感のある造作、VIPルーム、防音、特殊照明、空調・換気設備の新設などによっては、この範囲を超えることもあります。

特に大手グループの主力店舗では何億円も費やす場合もあります。

大切なのは、坪単価だけで工事会社を比較するのではなく、

見積もりに「どこまで含まれているか」を確認することです。


内装費用の目安

物件・工事の状態

坪単価の概算目安

主な工事内容

既存内装を多く活用する居抜き

20万~50万円/坪

表装変更、部分補修、照明交換、設備点検など

レイアウト変更を伴う居抜き

35万~70万円/坪

間仕切り、造作家具、電気・空調・給排水の改修など

スケルトンからの新装

50万~100万円以上/坪

床・壁・天井、客席、設備、トイレ、空調・換気など一式

一般店舗の公開施工データでも、スケルトン物件は坪単価27.8万~80万円、中央値50万円と幅があります。また、バーの公開データでは37.1万~92.3万円、中央値64.3万円とされており、雰囲気づくりや設備が必要な業態ほど高くなる傾向が見られます。

キャバクラ・ラウンジ・クラブでは、

固定ソファ、テーブル、カウンター、間接照明、ミラー、装飾壁、VIPルームなどの造作が多いため、一般的なバーより費用が上がる場合があります。

※上記は計画初期の参考値です。地域、建物条件、店舗面積、内装グレード、工事区分、資材価格、工期によって変動します。

10坪・20坪・30坪の概算シミュレーション

店舗面積

既存活用型の居抜き

全面改装型の居抜き

スケルトン新装

10坪

200万~500万円

350万~700万円

500万~1,000万円以上

20坪

400万~1,000万円

700万~1,400万円

1,000万~2,000万円以上

30坪

600万~1,500万円

1,050万~2,100万円

1,500万~3,000万円以上

この計算は「坪数×目安単価」による簡易シミュレーションです。小規模店ではトイレ、分電盤、空調、給排水などの最低限必要な設備費を少ない坪数で負担するため、坪単価が高くなりやすい点に注意してください。

反対に、広い店舗でもVIPルームを複数設ける、天井や壁に複雑な意匠を施す、

大型のシャンデリアや映像・音響設備を導入する場合は、面積以上に費用が増えることがあります。


キャバクラ・ラウンジの内装費用を決める8つの項目

1. 解体・撤去工事

居抜き物件でも、そのまま使えるとは限りません。不要な間仕切り、古い床材、既存カウンター、故障した設備などを撤去する費用がかかります。

解体後に漏水、腐食、配線の劣化などが見つかるケースもあるため、見積もり段階では「見えていない部分の追加工事が発生する条件」も確認しておくことが重要です。

2. 床・壁・天井の仕上げ

店内の印象を大きく左右する部分です。クロスや塗装で整える方法から、タイル、石材、左官、化粧パネル、ミラーなどを使う方法まで、選ぶ素材によって金額が変わります。

すべてを高価な材料にするのではなく、お客様の目に入りやすい壁面や入口に予算を集中させ、バックヤードは耐久性と清掃性を優先するなど、場所ごとに仕様を分けると予算を調整しやすくなります。

3. ボックス席・ソファ・テーブルの造作

キャバクラやラウンジでは、客席そのものが店舗の売上と使いやすさに直結します。

固定ソファは空間に合わせて製作できる一方、形状、張地、クッション性、背もたれの高さ、収納の有無などで費用が変わります。テーブルも既製品か特注品かによって差が出ます。

座席数だけを優先すると通路が狭くなり、スタッフの配膳やお客様の移動がしにくくなるため、席数と動線を同時に計画する必要があります。

4. カウンター・VIPルームの造作

受付、バーカウンター、サービスカウンター、VIPルームは、店舗のブランドを伝える重要な場所です。

カウンター内部には、冷蔵庫、製氷機、シンク、収納、コンセント、給排水などが必要になる場合があります。見た目だけを先に決めると、後から設備が納まらず、作り直しが発生することもあります。

VIPルームでは、壁や扉を設けるだけでなく、換気、空調、音、避難経路、客室内の見通しなど、営業形態に応じた法令・許可基準の確認も必要です。

5. 照明・電気工事

間接照明、シャンデリア、ペンダント照明、棚照明、サイン照明などは、ナイト店舗らしい雰囲気をつくるうえで欠かせません。

一方で、照明器具の価格だけでなく、配線、スイッチ、調光、分電盤、電気容量の増設などにも費用がかかります。冷蔵庫、製氷機、エアコン、音響設備を同時に使えるか、契約前に電気容量を確認しておくことが重要です。

営業許可に関係する照度基準もあるため、「暗くて雰囲気のよい店」を優先しすぎず、必要な明るさを確保できる照明計画にします。

6. 空調・換気・臭気対策

客席数の多い店舗では、人の熱や照明、冷蔵機器によって室温が上がりやすくなります。既存エアコンが動いていても、能力が不足している場合があります。

また、喫煙を想定する店舗では、喫煙ルールの確認に加えて換気計画が重要です。給気が不足したまま排気だけを強くすると、扉が開きにくい、空調が効かない、排水口から臭いが上がるといった問題につながることがあります。

空調と換気は、内装完成後に追加すると天井や壁を再施工する可能性があるため、最初に計画したい設備です。

7. 給排水・トイレ・厨房設備

手洗い、シンク、製氷機、食器洗浄機、トイレなどには給排水工事が必要です。既存配管の位置や勾配、排水能力によって、レイアウトの自由度と工事費が変わります。

特にトイレは店舗の印象に残りやすく、来店人数に対して不足すると営業中の使い勝手にも影響します。デザインだけでなく、清掃性、臭気、故障時のメンテナンス性まで考えて計画することが大切です。

8. 防音・音響・消防設備

音楽やカラオケを使用する場合は、隣接区画や上階への音漏れを確認します。必要な防音性能は、建物の構造、音量、スピーカーの位置、営業する時間帯によって異なります。

また、誘導灯、非常照明、火災報知設備、消火器、避難経路などは、建物条件や収容人数、工事内容によって確認事項が変わります。管理会社や消防との確認が必要になる場合があるため、後回しにしないことが重要です。


坪単価だけで比較すると危険な理由

同じ「坪50万円」の見積もりでも、含まれている内容が同じとは限りません。

見積もりで確認する項目

確認内容

設計・デザイン費

平面図、展開図、設備図、申請用図面などの範囲

造作家具

ソファ、テーブル、カウンター、収納の数量と仕様

設備工事

電気、空調、換気、給排水、ガスの範囲

厨房・ドリンク設備

製氷機、冷蔵庫、シンクなどの本体と接続費

照明・音響

器具代、配線、調光、設置・設定費

消防・防災

誘導灯、非常照明、感知器移設などの範囲

諸経費

現場管理、運搬、養生、廃材処分、夜間工事など

別途工事

ビル指定業者のB工事、看板、通信、備品など

総額だけでなく、工事範囲、材料のグレード、別途費用、追加工事の条件までそろえて比較することが大切です。


賽の現場チェック

見た目がきれいでも「使える居抜き」とは限らない

株式会社賽が居抜き物件の相談を受けた際は、内装の見た目だけでは判断しません。

例えば、次のような点を確認します。

  • 分電盤と電気容量が、空調・冷蔵設備・照明・音響の使用に耐えられるか

  • エアコンの年式、能力、故障の有無、更新時の工事方法

  • 排気だけでなく、必要な給気が確保されているか

  • シンク、製氷機、トイレの給排水経路に問題がないか

  • 客席、カウンター、バックヤードのスタッフ動線が交差しすぎていないか

  • ソファやカウンターを再利用できるか、補修費が新設費を上回らないか

  • 避難経路や消防設備に支障がないか

  • 想定する営業形態に対して、客室の構造や照明計画に問題がないか

居抜きは、使える設備が多ければ費用を抑えられます。しかし、古い設備をそのまま引き継ぐと、開業後すぐに空調や給排水の修理が必要になることもあります。

「残せるもの」と「今のうちに交換するもの」を分け、開業時の予算だけでなく、営業後の故障リスクまで考えることが大切です。


内装費用を抑える7つの方法

1. 物件契約前に施工会社へ相談する

もっとも大きな節約につながりやすいのは、工事前ではなく物件契約前の確認です。設備容量や配管、空調、工事区分に問題がある物件を選ぶと、内装デザインを工夫するだけでは費用を抑えられません。

2. 同業態の居抜きを選ぶ

キャバクラ、ラウンジ、クラブなど、近い業態の居抜きは、カウンター、客席、トイレ、空調・換気設備を活用できる可能性があります。

ただし、造作譲渡代を払っても設備が故障していれば得にはならないため、契約前の動作確認が必要です。

3. お客様に見える場所へ予算を集中する

エントランス、メイン客席、バックバー、店内サインなど、印象をつくる場所を明確にします。すべてを同じグレードにせず、バックヤードや収納は実用性を優先すると調整しやすくなります。

4. 既製品と造作家具を使い分ける

空間に合わせる必要がある固定ソファやカウンターは造作し、移動可能なテーブルや収納には既製品を取り入れるなど、役割に応じて使い分けます。

5. 設備とデザインを同時に決める

内装デザイン決定後にエアコン、換気、配管、消防設備を追加すると、天井や壁の変更が必要になる場合があります。設備担当と内装担当が早い段階から情報を共有することで、手戻りを減らせます。

6. 優先順位を決めて見積もる

「絶対に必要な工事」「できれば行いたい工事」「予算に余裕があれば行う工事」の3段階に分けると、単なる値引きではなく、仕様を調整して予算を合わせられます。

7. 開業後の修理予算も残す

工事費を使い切るのではなく、オープン後の設備トラブルや追加備品に備えた予備費を確保します。特に既存設備を利用する居抜き物件では重要です。


安さだけで削らないほうがよい工事

予算調整は必要ですが、電気、給排水、空調、換気、防水、消防、防音の下地など、完成後にやり直すと大きな工事になる部分は慎重に判断します。

表面のクロスや家具は営業後に変更できますが、天井裏の配線・ダクトや床下の配管は、店舗を休業して解体しなければ直せないことがあります。

「見えるデザイン」と「見えない設備」の両方へ適切に予算を配分することが、長く営業できる店舗づくりにつながります。


株式会社賽ができること

株式会社賽は大阪を拠点に、キャバクラ、ラウンジ、クラブ、コンカフェ、ガールズバー、ホストクラブ、バーなど、ナイト店舗の内装・設備工事に全国対応しています。

  • 物件契約前の現地確認と工事条件の整理

  • 客席、ボックス席、VIPルーム、カウンターのレイアウト提案

  • 固定ソファ、テーブル、カウンター、収納などの造作

  • 照明、電気、給排水、空調、換気、トイレの設備工事

  • 店舗サイン、入口、バックヤードを含む内装施工

  • 営業開始後の修理、設備交換、部分改装

  • 警察・消防・保健所へ提出する図面に必要な施工情報の整理

内装と設備を別々に考えるのではなく、デザイン、営業動線、メンテナンス性、許可基準への配慮を含めて計画できることが賽の強みです。

行政手続きや許可の最終判断については、所轄の警察署、消防署、保健所、行政書士などの専門家と確認しながら進めます。株式会社賽は、施工会社として図面・設備・内装面から開業準備を支援します。


よくある質問

Q. キャバクラの内装費用は20坪でいくらですか?

既存内装を多く活用する居抜きで400万~1,000万円程度、レイアウト変更を伴う居抜きで700万~1,400万円程度、スケルトンからの新装で1,000万~2,000万円以上が初期検討の目安です。ただし、設備状態や内装グレードによって大きく変わるため、現地調査後の見積もりが必要です。又、坪数や使用する素材によって上限が大きく変わります。

Q. 居抜きなら必ず安くなりますか?

必ず安くなるとは限りません。空調、電気、給排水、換気設備の更新や、既存内装の大規模な解体が必要な場合は、スケルトンに近い費用がかかることがあります。造作譲渡契約の前に設備状態を確認することが重要です。

Q. 見積もり前に用意するものはありますか?

物件資料、平面図、現地写真、希望する席数、VIPルームの有無、内装イメージ、予算、開業希望時期があると相談がスムーズです。図面がない場合でも、現地確認から相談できます。

Q. 内装工事以外の設備工事もまとめて依頼できますか?

はい。株式会社賽では、内装だけでなく、電気、給排水、空調、換気、トイレ、厨房・ドリンク設備、サイン、造作家具などもまとめて相談できます。

Q. 風俗営業許可の申請も依頼できますか?

株式会社賽は施工会社として、営業形態や関係機関の確認内容を踏まえたレイアウト・施工・図面情報の整理を支援します。許可要件の最終確認や申請手続きは、所轄警察署または行政書士へご相談ください。


まとめ|正確な費用は物件契約前の確認で決まる

キャバクラ・ラウンジ・クラブの内装費用は、店舗面積だけでなく、物件の状態、設備容量、客席レイアウト、造作家具、照明、空調・換気、防音、消防設備などによって変わります。費用を抑えるために大切なのは、安い材料を選ぶことだけではありません。契約前に物件を確認し、既存設備の再利用可否と必要な工事を整理することが、手戻りや想定外の追加費用を防ぐ近道です。

株式会社賽では、物件選びの段階から、店舗デザイン、内装施工、設備工事、オープン後の修理まで一貫して対応しています。

キャバクラ、ラウンジ、クラブの新規開業や居抜き改装をご検討の方は、物件の図面や募集資料、写真をお送りください。現場の状態を確認し、希望する店舗づくりに必要な工事を整理します。

※本記事の費用は一般的な公開情報と施工条件をもとにした概算目安であり、実際の見積金額を保証するものではありません。許可要件や関係法令は、地域、営業形態、建物条件によって異なります。契約・工事前に所轄行政機関および専門家へご確認ください。

参考情報


 
 
 

最新記事

すべて表示

コメント


bottom of page