コンカフェの厨房設備一覧|製氷機・冷蔵庫・シンクの選び方

更新日:2 日前
コンカフェの厨房設備は、一般的なカフェと同じものを一式そろえればよいわけではありません。ドリンクが中心なのか、オムライスなどの軽食を出すのか、本格的な調理を行うのかによって必要設備は変わります。
設備が不足すると提供が遅れ、過剰に導入すると厨房が狭くなり、初期費用や電気代も増えます。この記事では、店舗内装・設備工事を行う株式会社賽が、設備選定の考え方を解説します。
結論|先にメニュー・席数・ピーク注文数を決める
設備を選ぶ前に、次の条件を整理します。
提供するドリンクと料理
客席数と満席時の注文数
営業時間と酒類提供の有無
グラス・食器の使用量
仕込みと食材保管の方法
同時に厨房へ入るスタッフ数
「製氷機は何kgタイプか」「冷蔵庫は何台か」という判断は、この条件から逆算します。
営業内容別の設備一覧
設備 | ドリンク中心 | 軽食あり | 本格調理 |
シンク・従業員用手洗い | 必要 | 必要 | 必要 |
冷蔵庫・製氷機 | 必要 | 必要 | 必要 |
作業台・収納 | 必要 | 必要 | 必要 |
電子レンジ・IH | 任意 | 検討 | 検討 |
冷凍庫 | 任意 | 検討 | 必要性が高い |
食器洗浄機 | 注文数で検討 | 検討 | 必要性が高い |
加熱機器・フード・ダクト | 通常不要 | メニューによる | 必要性が高い |
グリストラップ | 物件・調理内容による | 要確認 | 要確認 |
製氷機の選び方
氷はソフトドリンク、カクテル、ハイボール、チェイサーなどで想像以上に消費します。家庭用製氷機ではピーク時に追いつかないことがあるため、客席数とドリンク構成から業務用機器を検討します。
確認項目は、日産製氷能力、貯氷量、本体寸法、給水・排水、電源、放熱スペースです。小型機でも周囲へ熱を出すため、カウンター内部の換気とメンテナンス空間を確保します。
中には製氷機を導入せず冷凍庫に氷を入れ保管しているお店もありますが、満席時などに氷が足りなくなり買いに行く手間が増えてします場合もあります。
冷蔵庫・冷凍庫の選び方
保管するのは飲料だけではありません。牛乳、シロップ、果物、食材、デザート、開栓後のボトルなどを区分して収納します。
カウンター下冷蔵庫は作業動線を短くできますが、開閉方向や扉を開けたときの通路幅も重要です。厨房用の縦型冷蔵庫は収納力がありますが、搬入経路、放熱、電源容量を確認します。中古機器を使用する場合は、年式、動作、パッキン、異音、温度、保証、部品供給を確認します。購入価格だけでなく、故障時の営業影響まで考えることが大切です。
シンクと手洗い設備
洗浄用シンクと従業員用手洗いは、提供内容と管轄保健所の施設基準に合わせて計画します。手洗いは再汚染を防げる水栓などが求められるため、図面段階で保健所へ確認します。
シンクの槽数や寸法だけでなく、給湯、排水、食器の仮置き、洗浄後の水切り場所まで必要です。完成後に不足が分かると、カウンターや配管の手直しにつながります。
食器洗浄機は必要か
グラスや食器の使用量が多い店舗では、食器洗浄機によって洗浄時間を短縮できます。
一方で、給湯能力、電気またはガス、給排水、洗剤置場、排熱の検討が必要です。
導入判断では、ピーク1時間の使用食器数、手洗いに必要な人員、洗浄済み食器の回転数を比較します。
作業台・収納・バック棚
カウンター内には、作業台、グラス棚、ボトル棚、消耗品収納、ごみ箱、清掃用品置場が必要です。見えるボトル棚はデザインの一部になりますが、在庫すべてを見せる必要はありません。営業中に使う物は手の届く範囲、予備在庫は別収納へ分けると、狭い厨房でも動きやすくなります。
またコンカフェ特有のチェキの在庫管理やチェキの落書き時に使用するペン等もきれいに収納できたほうがわかりやすくなるかと思います。
電気・給排水・換気の確認
機器本体の金額だけでなく、設置に必要な工事も予算化します。
100V・200Vと消費電力
分電盤と契約容量
給水・給湯・排水位置
床勾配や漏水対策
機器の放熱と厨房換気
搬入経路と設置後の点検空間
機器を先に購入すると、電源や配管が合わず追加工事になることがあります。図面と機器仕様書を照合してから発注します。
賽が設備計画で確認すること

株式会社賽では、メニュー、席数、注文量、スタッフ数を確認したうえで、機器の配置と電気・給排水・換気をまとめて検討します。設備間の接続だけでなく、ドリンク作成、提供、下げ膳、洗浄、収納までの流れを図面上で確認します。
物件契約前であれば、既存機器を再利用できるか、容量不足や配管工事が発生しそうかも確認します。
FAQ
小規模店でも業務用製氷機は必要ですか?
必須とは限りませんが、席数とドリンク注文数によっては必要性が高くなります。家庭用機器で足りるかはピーク時の使用量で判断します。
厨房機器を中古でそろえても大丈夫ですか?
可能ですが、年式、能力、保証、部品供給、清掃状態を確認します。設置条件と寸法も発注前に照合してください。
厨房設備だけでも相談できますか?
はい。株式会社賽では厨房、給排水、電気、ガス、空調、換気を含む設備工事にも対応しています。
まとめ
コンカフェの厨房設備は、設備一覧から選ぶのではなく、メニューとピーク時の営業から逆算します。製氷機、冷蔵庫、シンク、手洗い、食洗機を、電気・給排水・換気と一体で計画することが重要です。
株式会社賽では、大阪を拠点に全国のコンカフェ・飲食店の内装・設備工事へ対応しています。物件契約前の設備確認からご相談ください。
※営業許可の施設基準は自治体や営業内容で異なります。管轄保健所へ事前に確認してください。
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